スエヒロタケ- スエヒロタケ科 -

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スエヒロタケ写真1
環境
スエヒロタケは針葉樹または広葉樹の倒木の樹皮や切り株の断面などに群生します。
また、椎茸を栽培する為のほだ木に発生する事もあります。
季節
一年中。特に春~秋にかけての時期に多く見られます。
特徴
スエヒロタケは様々な環境に適応し、世界的にも広範囲に分布しているキノコでカサの部分が天候によって縮んだり開いたりするなどして乾燥にもある程度、適応できる生命力の強いキノコです。
カサは直径が1~3cm位の大きさで形はフチの部分に不規則な切れ込みの入った半円形~扇形、表面の色は褐色でその上を灰色の荒い毛が覆っています。
ヒダの部分の色は灰色を帯びた白色~淡い紫褐色で、ヒダのひとつひとつが縦に裂けて二重になっており、他のキノコでいう所の柄の部分はありません。

尚、スエヒロタケは人の肺に入って奇病を引き起こしたという報告もありますが、菌糸体の培養物からシゾフィランと言う副作用の少ないガン治療薬がつくれる事でも知られています。
スエヒロタケ写真1
その他の名称
末広茸
学名:[Schizophyllum commune]
価格
不明
食べ方
食用には向かないキノコだと言われており、基本的には食べる事はありません。
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