ヌメリササタケ- フウセンタケ科 -

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ヌメリササタケ写真2
環境
ヌメリササタケは針葉樹または広葉樹の林の中などに群生または散生しています。
季節
特徴
ヌメリササタケのカサは直径が3~8cmほどで、形は幼菌時は饅頭型、成長するとカサが開いていき、釣鐘型となり、最終的には平らになってやや反り返ります。カサの色は黄褐色または灰褐色で中央部分はやや色が濃く、湿気が多い場所では全体がかなりの量の粘液で覆われています。また、表面にはシワのような模様を見て取る事ができます。

ヒダは柄に直生または上生しており、色は黄土色で若いときはやや紫色を帯びていますが、成熟すると錆色に変色していきます。
ヌメリササタケの柄は真っ直ぐに伸びている事が多く、硬さがあり、太さは上部から下部まで殆ど同じ位です。また、柄にもカサと同じようなヌメリが見られ、淡い青紫色をしています。

肉はカサの部分は白っぽい色をしていますが、柄の部分は殆ど表面の色と同じく淡い青紫色をしています。しかし、根元部分は淡い褐色です。

尚、ヌメリササタケは広葉樹林に発生するものと針葉樹林に発生するものとでかなり違いがあると言われています。
その他の名称
ヌルリンボウ、ズコンボウ
学名:[Cortinarius pseudosalor]
価格
不明
食べ方
汁物、和え物、焼き物、炒め物など。
強いヌメリとゴリゴリとした歯ごたえが魅力的なキノコで、一般的には味噌汁の具などにして食べられています。
また、味噌汁などに入れるなどすると黒くなるという性質があります。
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