マンネンタケ- マンネンタケ科 -

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マンネンタケ写真1
マンネンタケ写真3
環境
マンネンタケはブナなどの広葉樹の切り株や根の傍などに発生します。
季節
夏~秋
マンネンタケ写真2
その他の名称
万年茸、霊芝、レイシ、霊芝草 学名:[Ganoderma lucidum]
価格
不明
特徴
マンネンタケのカサは直径が5~15cmほどの大きさで、幼菌時は黄白色で成長すると黄褐色~暗褐色になっていき、表面に光沢が出ます。また、カサのフチの色は白っぽくなっている事があります。
カサの内部の肉はコルクのような質感で形は半円形または腎臓形です。通常はカサが自然な形に開きますが稀にカサが広がらずに鹿の角のような形になっている事もあります。表面には中心部から周辺部へかけて放射状に浅い溝のようなものが見られます。

カサの裏側は管孔が見られ、色は白色または黄色ですが触れると暗色に変わるという特徴があります。シイタケなどに見られるヒダのようなものはありません。

マンネンタケの柄はほぼ側生しており、長さは5~15cm位で複数に枝分かれしている事もあります。柄の表面にも光沢が見られ、肉質もカサの部分と同じくコルクのような感触ですがカサの部分よりもしっかりしていて少し硬いという微妙な違いがあります。

マンネンタケは中国ではめでたいキノコとされ、装飾品に使われたり、不老長寿の薬として扱われていた時期もあるそうです。

2015年の11月には樹齢数千年とも言われるマンネンタケ(霊芝キノコ)がベトナムで発見され、約14万円で落札されたとの情報もあります。

マンネンタケは現在でも漢方で使用されるので人工栽培も行われています。万年茸(マンネンタケ)という名前から一万年以上生き続けるようなイメージを持たれる事もありますが実際には一万年以上生きた個体が確認された事はないようです。
食べ方
マンネンタケは漢方の材料にもなっているので毒はありませんが、食用キノコとしては扱われていないので一般的には料理の材料にされる事は殆どありません。
また、体質によっては合わない事もある為、素人の方が適当に食べたりするのはさけるべきだと言われています。
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