キノコの瓶詰保存の方法

このページでは手軽でスペースを取らないキノコの保存方法である瓶詰保存についてご紹介します。
瓶詰保存は少量のキノコの保存にも向いており、食べる時にも解凍したり水に浸したりする必要がないのですぐに料理に使用する事ができます。
カラカサタケ、コウタケ以外の多くのキノコに向いている事も瓶詰保存の特徴のひとつです。

1.キノコを綺麗にする
キノコについたゴミや石づきなどを綺麗に取り除きます。瓶詰を行う予定の瓶に入りにくいような大きさのキノコは予め切って細かくしておきます。

2. キノコを茹でる
鍋に水を入れ、水が沸騰したら綺麗にしたキノコを鍋の中に入れていきます。その際、鍋の中でキノコがくっつかないように軽くかきまぜまがら茹でます。
キノコを茹でている間に瓶詰をする予定の瓶に熱湯をかけて消毒するか大きな鍋に入れて煮沸消毒した後、綺麗に乾かしておきましょう。

3.キノコを煮汁ごと瓶詰して保存する
十分にキノコに火が通ったらキノコを茹でた煮汁ごと用意した瓶の中に9分目上くらいを目安に入れていきます。キノコと煮汁が瓶に満たされたら蓋を閉めて密閉します。
また、キノコを瓶に入れて軽く蓋を閉めた後、瓶ごと大きな鍋に入れて更に30分ぐらい煮沸する方法もあります。この方法で行う場合は湯から瓶を取り出したあと軽く冷まし、軽く閉めていた瓶の蓋をしっかりと閉めて密閉します。


瓶詰保存の良い所は塩漬け保存や乾燥保存ほど手間がかからず、冷凍保存のように冷凍庫のスペースが必要になったりしない事です。
しかし、長期間の保存には向かず塩漬け保存や乾燥保存ほどには長期保存する事はできないのでその点は注意が必要です。圧力釜を使用する事で更に長持ちする瓶詰キノコにする事も可能ですので、ご興味のある方は圧力釜を使った保存方法も調べてみると良いかもしれません。
瓶詰キノコを食べる際は瓶に入れた煮汁ごと使うのが一般的です。
PR